それって幸せ恐怖症?
色んなことを頑張っているのに、どうして私は幸せになれないの?
何だか自分で幸せを壊しているみたい…
そんな風に思ったことはありませんか?
もしかするとそれって『幸せ恐怖症』かもしれませんよ。
今日は私たちの幸せを根底で阻む『幸せ恐怖症』についてお伝えしていきますね。
『幸せ恐怖症』とは?
『幸せ恐怖症』とは、表面的には幸せを求めていても心の深いところでは幸せになることを恐れていて、無意識に幸せを回避してしまう心理をさします。
無意識のため自分では幸せを恐れていることに気づいておらず、自覚がない人の方が多いかもしれません。
何だか幸せになれないな・・・幸せになることを避けている気がする・・・そう思う人は一度チェックをしてみて下さいね。
『幸せ恐怖症』のセルフチェック
当てはまるものはあるでしょうか?チェックをしてみましょう。
□心から楽しんだり、幸せを感じたりしたことがない
□楽しいことをしたり、幸せを感じたりすると罪悪感を感じる
□なぜだかいつも自分から幸せを壊してしまう
□自分の好きなことややりたいことがわからない
□楽しいことをしたり幸せを感じたりすると体調を崩す
□一定の距離以上に親しくならず関係を築こうとしない
□「幸せな未来」を思い描くことができない
□恋人が出来たり結婚して幸せになると居心地が悪くなる
□いつもいつも「幸せ探し」ばかりしている
□なぜか「私は幸せになれない」と思っている
□わざわざ苦労してやりがいを感じる
□治っていいはずの病気が慢性化してなかなか治らない
さあ、当てはまるものはありましたか?該当していた場合は『幸せ恐怖症』かもしれませんよ。
その場合は顕在意識で幸せになろうと頑張るよりも、潜在意識の思い込みを外すことが先決です。
『幸せ恐怖症』の原因
では、なぜ『幸せ恐怖症』になってしまうのでしょう?
原因がわかれば対処ができますので主な原因についてみていきましょう。
- 幼少期の家庭環境による親への罪悪感
「親が不幸に耐え、楽しむことを我慢している」といった状況下で「自分だけが幸せになってはいけない」と子供心に決める。幸せになることは親への裏切りだと思っている。 - 幼少期の家庭環境による自己重要感の低さ
幼少期からネグレクトやDVなど、家庭環境に問題があると、健全な自己肯定感が満たせず「自分は幸せにふさわしい」「自分は幸せになる価値がある」と思えなくなる。 - 成長過程での価値観の刷り込み
楽しむことをしない親や、養育者から「人生とは苦しいものだ」「苦労は金を出してでも買え」といった価値観を刷り込まれると、幸せに抵抗を感じるようになる。 - 大きな喪失体験や傷つき
大切な誰かを失ったり、幸せからどん底に突き落とされる、浮気などで傷つけられるといった体験によって、あんなにつらい目に遭うならもう幸せにはならないと決める。 - 不幸せな状態への慣れ
波乱万丈の人生を送っていると、不幸せなことや悩み・問題が常にあることが普通の状態なので、幸せ=未知の体験に恐怖を感じる。
いかがでしょうか?このような体験を通して、潜在意識への禁止が刻まれるのですね。
潜在意識と顕在意識との対決は、アリと象が綱引きをするようなものですから、勝てるわけがないのです。
しかし、これらは後天的に刻んだものですし、無意識にあるうちは扱えませんが意識化できたものは変えていけますよ。
『幸せ恐怖症』の克服方法
『幸せ恐怖症』は潜在意識の思い込みを変えることで克服していけます。
以下にセルフケアのポイントをまとめてみましたので、ぜひ実践してみて下さいね。
- 自分が自分の一番の理解者になる
➝原因をきちんと把握し、そうなってしまった自分の気持ちを理解してあげる - 幸せを怖がる自分を否定しない
➝怖い気持ちを排除したり否定したりせず、その都度「怖いよね、無理もないよ」と受け止める - 少しずつ受け取る練習をする
➝食事が美味しい、風が気持ちいいなど、日常の些細なことから幸せを感じてみる - 常に自分の声をかけてあげる
➝大丈夫だよ。幸せを感じていいんだよ。幸せになろうね。と毎日自分に声をかける - 人の幸せを応援し一緒に喜ぶ
➝自分だけとなると罪悪感を感じやすいので、人を応援して自分も一緒に幸せを感じる
いかがですか?出来そうなことから始めてみてはいかがでしょうか?
難しそう、なかなかうまくいかない・・・そんな場合でも決してあきらめずに専門家に相談してみて下さいね。
実際に私も思い込みを書き換えた一人です。
潜在意識の思い込みを書き換え、新しい喜びを再創造していくセラピーを提供していますよ。
ご一緒に幸せになっていきましょうね。
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