「人からどう思われるか気になる人」は・・・
「人からどう思われるかが気になる人」の心理
あなたは
「人にどう思われているんだろう?」
そう感じて不安になったり、気が気じゃなくなったり…そんなことはありませんか?
今日は「人にどう思われているかが気になる」原因とその対処法についてお伝えしていきますね。
人の心というのは、本当のところは当人に聞いてみないとわかりません。
ですが、
「どう思われるかが気になる人」の多くは、自分ではわからないことを「〜なんじゃないか」と妄想したり、悶々としたりしています。
「自分がどう思われているか」というスタンスは受け身であり、その動機は保身である場合がほとんどです。
自分を守るために、相手の心理を知って「嫌われないように」立ち振る舞ったり、「機嫌を損ねないように」「認められるように」そんな意図が働いていたり、相手の評価によって自分の価値を決めるというような無意識の依存があったりします。
そして多くの場合、自分にとってうれしくないことを、「あ~でもない、こ~でもない」と妄想して、嫌な気分になったり落ち込んだりしてめちゃくちゃ消耗してしまいます。
「どう思われるかが気になる」原因
「どう思われるかが気になる人」が育った環境
これってどうしてだと思いますか?
実は「どう思われるか気になる人」は、とても厳しい環境で育てられていることがあります。
- 例えば親がものすごく厳しい人だった・・・
- 過度な期待をかけられた・・・
- お兄ちゃん、お姉ちゃんだからと甘えさせてもらえなかった・・・
そんな経験はありませんか?他にも
- 家庭内で両親のけんかが絶えなかった・・・
- いつも大変そうな親を目の当たりにしていた・・・
- 親の態度や機嫌が突然変わるような人だった・・・
- 親が病気がちだった・・・
いかがでしょうか?
そういう状況だと、子どもは自由に自分の気持ちを表現できず、常に親の顔色を見て過ごさなくてはなりません。
場合によっては、自分の気持ちよりも親の機嫌を優先するなど、親の感情の面倒をみるがごとく振る舞うようになってしまいます。
また、あまりに立派な親だった場合には、それが模範となるため、十分に甘えられずに本心が言えなくなってしまうこともあるんですね。
いかがでしょうか?
あてはまることはありますか?
もしもそうなら、あなたの中の子どものあなたが、今もその癖を繰り返しているのでしょうね。
本来の子どもの姿
本来子どもというのは、わがままで大人に迷惑をかける生き物です。
さまざまな体験を通して痛みを知り喜びを重ね、少しずつ心を育てながら愛を育み、この現実世界に適応していくようになるんですね。
そして親というのは、わがままを言われ、迷惑をかけられながら大人になっていくものです。
親が十分に成熟しておらず、また何らかの都合で子供に十分な甘えを許せなかった場合には、子どもが自分で感情や考えを禁止してしまうんですね。
なぜなら小さなうちというのは、親がいなければ生きてはいけないからなんです。
大人の思う「いい子」は、大人にとって「都合のいい子」であって、子供の成長から見ると決して「いい子」ではなかったりもします。
本来は、好きなものは好きで、嫌なものは嫌で、心地よければ嬉しくて、一生懸命頑張れば結果がどうであれ清々しくて・・・
そうやってのびのびと生きられるはずなのに、いちいち他人の態度に対して、びくびく過ごしているなんてつらいですよね?
何を思っても感じても自由なのに、許可がなければ心のままに過ごせないなんて不自由ですよね?
「どう思われるかが気になる」時の対処法
では、そうした場合はどうしたらいいでしょう?
まずは小さい子どものあなたにそっと寄り添ってあげること…そしてあなたが許可を出してあげましょう。
心の中で思うことは自由です。そしてそれには必ず理由があるはずなんですね。
いつも親の顔色を見てきたあなた・・・
十分に甘えることが出来なかったあなた・・・
常にいい子であるように振る舞ってきたあなた・・・
自分の気持ちを我慢して、常に人の気持ちを優先してきたあなた・・・
よく頑張ってきたね
えらかったね
もう大丈夫だよ
嫌なものは嫌でいいよ
心配いらないよ
我慢しなくて大丈夫だよ
さあ、どうしたい?
ずっと一緒だよ
そうやって少しずつ、ありのままの自分を受け容れてあげれば少しずつ安心感が育ち、人に許可をもらわずとも自分で自分を認め尊重していくことができるようになります。
大切なのは「人にどう思われるか?」ではなく、「自分が自分をどう思うか?」です。
ありのままの自分を受け容れることを続けていくことで、徐々に自分らしさを取り戻していけるようになります。
そうなると人のことも尊重できますから、相手をコントロールすることもなくなって、良い人間関係が築けるようになるんですね♡
さらにセッションで子どもの時に戻って、未完了の感情を解放することや、心の傷を癒すことができると、その時に決めた「~ねば、~べき」が緩みます。
そうすると心が自由になり、より最適な選択ができるようになっていきますよ。
どんどん可能性を開いていきましょうね。
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