あなたの「幸せ」の成分は?

何に「幸せ」を感じるか?というのもその人らしさのひとつかもしれませんね。
またその「幸せ」というのは、何かひとつの要素ではなく、いろんなものが入り混じっていますよね?
今日はそうした「幸せ」の要素=成分についてみていきましょう。

目次

「幸せ」の種類

誰しもが日々を「幸せ」に過ごせることを願っていると思うのですが、それは私たちの「命」が常に生きている実感を欲しているからです。
生きている実感というものは「苦楽」を感じた時に得られますが、意識的に「苦悩」を選ぶ人は少ないでしょう。
(ただし命はどちらでもいいようです…)
ですから大半の方は、「幸せ」という体験のために常に変化を求めています。

ただその「幸せ」にも種類があるんですね

A.快楽という本能的なもの(マズローの6段階欲求説でいう生理的欲求、安全欲求)
B.幸せという精神的なもの(マズローの6段階欲求説でいう社会的欲求、承認欲求)
C.喜びというクリエイティビティなもの(マズローの6段階欲求説でいう自己実現欲求)
D.至福という悟りの状態 自然と一体あるがまま(マズローの6段階欲求説でいう自己超越欲求)

それぞれに優劣があるわけではありませんし、私たちの日常はたくさんの幸せが組み合わさっています。

それぞれの「幸せ」の特徴

外側の状況に影響されやすい

A.とB.の欲求は身体や状況に依存しており、それぞれの理想に「幸せ」というレッテルを張っているので、そうであれば幸せそうでなければ不幸せという風に

①経済面
②人間関係
③健康

という3つの軸において、外側の状況に一喜一憂してしまうことになり、苦悩と幸福は常に表裏一体という特徴があります。
ですから、これらが「幸せ」のメイン成分になると、常に外的な状況に振り回されてしまういがちになります。

外側の状況に影響されにくい

それに対しC.の欲求は、自己表現や自己成長、他者貢献などそれぞれのベースが自分の喜びですし、D.の欲求はそもそも状態ですから外部に依存するものではありません。
ですから、こちらがメイン成分になると、外側の状況には振り回されにくくなるわけです。

このような特徴を知っているとご自身の幸せに対する価値観が変わってくるかもしれませんね。
成分の組み合わせの配合次第で幸せの質も変わってきますし、自分の状態も変わってくるということです。

あなたの「幸せ」の成分はどのような配合になっているでしょうか?

欲求は生きている実感のため

欲求や煩悩はよくないもののように思われることもありますが、そうではなくこの世界にあるさまざまな「幸せ」を通して命を実感するためにあるのです。

生きている過程で起こってくる、あらゆる感覚や現象それらすべてが愛…。
そのすべてに心を開き、内側に脈々と流れる大いなるものを信頼し、今を創造し体験していくことが自分を生きることなのでしょう。
出会っていく体験を通して、様々なカタチの愛を感じることが日々の幸せではないでしょうか?

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