24のリミッティング・ビリーフ≪生存に関するもの≫②ありのままの自分であってはいけない
今日は代表的な24のリミッティング・ビリーフの中からありのままの自分であってはいけないというビリーフを見ていきましょう。
ありのままの自分であってはいけない
このビリーフを強く持っていると
・劣等感が強い
・ありのままの自分ではダメだと思う
・他人がほめられているのを見たり聞いたりすると嫌な気持ちになる
・自分に罪悪感を感じる
などのお悩みにつながることがあります。
このビリーフを持っていると、成績や運動、身体、性格、その他の面で、「ありのままの自分ではダメ」「誰々のようでないといけない」という感覚を感じ、自分らしい生き方ができません。
あるいは、「ありのままの自分であってはいけない」という内的な感覚に反抗して、「私!私!」「俺が!俺が!」と過剰に自己主張をする人もいます。
刷り込みの場面
以下のような場面やケースで、このビリーフが刷り込まれることがあります。
- 親がいつも他の兄弟や姉妹ばかりを可愛がった
- 親からいつも他の子たちと比較された
- 「だからお前はダメ」といったように、親から人格的に否定された
- 流産や病気、交通事故が原因で、幼少期に死に別れた兄、または姉がいる。その結果、「僕(私)は死んだお兄(姉)ちゃんの代わりを生きなきゃいけない」と思い込み、自分らしさを失った
- 何でもきちっとしている模範的な母親(父親)を見て育ち、「自分も女(男)として母親(父親)のようでなければならない」と思い込んだ
- 容姿や服装などの見た目に関して口うるさい親に育てられた。特に摂食障害の女性(女の子)に多い
いかがでしょうか?「親がいつも他の兄弟や姉妹ばかりを可愛がった」「親から常に他の子たちと比較された」のような場合にありのままの自分であってはいけないが刷り込まれます。
また、「親から人格的に否定され続けた」「なんでもきちっとしている模範的な母親(父親)に育てられた」といったような場合にも、子どもがありのままの自分であってはいけないと思い込むことがあります。
特に、摂食障害(拒食症)に悩む女性の場合、容姿や服装など、見た目に関して口うるさい母親に育てられた結果、自分の外見に関して否定的なセルフ・イメージを持つようになり、ありのままの自分であってはいけないが刷り込まれている場合が多くあります。
ですが、ビリーフは自分で取り込んだものですから、いつからでも変更が可能です。
不要なビリーフを書き換えたり最適化することで、生きづらさを解消して幸せな日々を過ごしていきましょうね。
ビリーフチェンジ後の可能性
このビリーフを解消していくと次のような効果が期待できます。
- ありのままの自分でいいと思えるため自己否定をしなくなる
- 親の望むな自分でないと・・・や親のようでないととは思わなくなる
- 人と比較して落ち込まない
- 人の個性や良さも認められる
- 過剰に自己主張をすることがなくなる
不要なビリーフを書き換えて、可能性を開いていきましょうね。
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