24のリミッティング・ビリーフ≪生存に関するもの≫⑤愛着を感じてはいけない
今日は代表的な24のリミッティング・ビリーフの中から愛着を感じてはいけないというビリーフを見ていきましょう。
愛着を感じてはいけない
このビリーフを強く持っていると
・人から見捨てられるのではないかと思う
・とにかく不安で仕方ない
・赤ちゃんや小さい子供がかわいいと感じられない
・他人が甘えているのを見ると嫌悪感がする
・嫉妬心、独占欲、猜疑心が強い
・配偶者や恋人に暴力を振るってしまう
などのお悩みにつながることがあります。
このビリーフを持っていると、大人になって、愛着を伴う人間関係を回避したり、愛着というものの存在に対して違和感や恐怖感を感じたりします。
また、目に見えない愛情の存在を否定する代わりに、お金や地位、立場、物など、目に見えるもの、手で触れるもののみを執拗に追い求め、愛情の確認材料とする人もいます。
刷り込みの場面
以下のような場面やケースで、このビリーフが刷り込まれることがあります。
- 幼少期に、親から愛情を与えられなかった
- 幼少期に、親に愛情を求めたら拒絶された
- 幼少期に、親から放置、無視をされた
- 幼少期に、親から虐待された
- 幼少期に、施設に入れられたり、親戚に預けられたりした(親と離された)
- 幼少期に、親が病気で十分に甘えられなかった(例えば、産後うつ等)
- 幼少期に、親が何らかの理由で精神的な安定を欠いていて、子どもの(感情的な)ニーズに十分対応できなかった
いかがでしょうか?幼少期に親との健全で安心を与えてくれる愛着(愛情)関係を築き損なった経験から愛着を感じてはいけないが刷り込まれます。
特にお母さんの抱っこなどのスキンシップによって副交感神経が発達し、安心感やリラックスの感覚が発達しますので、男性ではなく特定の女性との愛着関係が大切になります。
また、親が十分だと思っていたとしても、子どもがどう感じるかでビリーフが刷り込まれないケースもあれば、刷り込まれるケースもあります。
ですが、ビリーフは自分で取り込んだものですから、いつからでも変更が可能です。
不要なビリーフを書き換えたり最適化することで、生きづらさを解消して幸せな日々を過ごしていきましょうね。
ビリーフチェンジ後の可能性
このビリーフを解消していくと次のような効果が期待できます。
- 不安が弱まるので生きづらさが薄れる
- 人の温かさを感じられる
- 見捨てられないための努力をしなくなくなるので好きなことに力を注げる
- 人の愛情を信じられるので良い人間関係が築ける
- 人を試すような言動をしなくなる
不要なビリーフを書き換えて、可能性を開いていきましょうね。
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