24のリミッティング・ビリーフ≪自己重要感に関するもの≫③成し遂げてはいけない
今日は代表的な24のリミッティング・ビリーフの中から成し遂げてはいけないというビリーフを見ていきましょう。
成し遂げてはいけない
このビリーフを強く持っていると
・最後までやり遂げられない
・すぐに自分は出来ないと思ってしまう
などのお悩みにつながることがあります。
このビリーフを持っていると、あと一歩のところでやり遂げられなかったり、成し遂げる途中で興味を失ってやめてしまうなどの特徴を持っています。
中には「成功すると嫌われる、妬まれる、人が離れていく」といった理由から「成し遂げてはいけない」と感じる人もいます。
また、それ以前にそもそも成し遂げるための行動を何もしないという人もいます。
刷り込みの場面
以下のような場面やケースで、このビリーフが刷り込まれることがあります。
- 完全主義の親から「お前は何一つできないやつだ」と言われて育った
- 失敗ばかりを取り上げて非難された
- 成功して目立ったらイジメにあった
- 親から褒められて物事を最後まで成し遂げた経験がない
- 見守ってくれる親などの存在がいなかった
- 成し遂げた時に、親が悲しんだり、寂しそうにした(「親の役割をとってはいけない」と感じた)
- 失敗した時だけ、親が自分の方を振り向いてくれた
- 成し遂げた時に、親(親友)が離れていった。遊んでくれなくなった
- 親に勝負事で勝ったら、親に嫌われた。親の機嫌が悪くなった(親を越えてはいけない)
- 親から「成功すると人に妬まれるからいけない」「出る杭は打たれる」と言い聞かされた
いかがでしょうか?このように完全主義の親に絶えず非難されて育つと、子どもは「自分は何一つ満足にできない人間だ」と受け止めて、成し遂げてはいけないが刷り込まれます。
また、スポーツや勝負事で、いつも子供を任していた親が、子どもが勝ったとたんにやめてしまえば、子どもには「勝つな、さもなければ嫌いになるぞ」と解釈され、これが子供の心の中で成し遂げてはいけないというリミッティング・ビリーフに変換されるという場合もあります。
ですが、ビリーフは自分で取り込んだものですから、いつからでも変更が可能です。
不要なビリーフを書き換えたり最適化することで、生きづらさを解消して幸せな日々を過ごしていきましょうね。
ビリーフチェンジ後の可能性
このビリーフを解消していくと次のような効果が期待できます。
- 最後までやり遂げることができる
- 目標を達成していく力が身につき、どんどん自己実現していける
- 物事を完遂することで人から信用される
- やってみる前から出来ないとは思わなくなるので、チャレンジができ可能性が広がる
不要なビリーフを書き換えて、可能性を開いていきましょうね。
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