24のリミッティング・ビリーフ≪生存に関するもの≫③自分の性別であってはいけない
今日は代表的な24のリミッティング・ビリーフの中から自分の性別であってはいけないというビリーフを見ていきましょう。
自分の性別であってはいけない
このビリーフを強く持っていると
・異性と近づくことに違和感を感じる
・「女性で男にだけは負けたくない」という気持ちが強い
・男性(女性)らしさ(見た目や強度)への過剰なこだわり
などのお悩みにつながることがあります。
このビリーフを持っていると、心のどこかで「自分は違う性別で生まれてくるべきだった」と思っており、実際の自分の性別に対して違和感を感じてしまいます。
「女性(男性)が男性(女性)っぽい服装や、振る舞い、言葉遣いをする」「同性や異性に対して、過剰にライバル心や攻撃心を持つ」といった症状を示すこともあります。
女性の場合、月経前症候群(Pro-Menstrual Syndrome)や不妊の原因のひとつとなることがあります。
刷り込みの場面
以下のような場面やケースで、このビリーフが刷り込まれることがあります。
- 親から「お前は異性に生まれてきて欲しかった」「男(女)の子だったから、お父さん、お母さんはガッカリした」などと言われた
- 親が異性の兄弟、姉妹ばかりを可愛がった
- 親から「お前みたいな性格は異性に向いている」と言われた
- (女の子が)「男の子には負けるな」「女に生まれたら損」「女は勉強や仕事をしなくていい」「女はお嫁さんになるのが一番の幸せ」等と母親や父親から言い聞かされた
- (男の子が)「男は可愛くないからダメ」「男はやさしくないからダメ」等と言い聞かされた
- 性的虐待を受けたことがある(「私は女だからこんな目に遭うんだ・・・」)
いかがでしょうか?親が望んでいたのとは違った性別で生まれてきた子供に対して、「お父さんも、お母さんも、お前が女(男)の子だったからガッカリしたんだよ。本当は男(女)の子が欲しかったんだよ」のようなメッセージを通して自分の性別であってはいけないが刷り込まれます。
また、言葉では直接伝えなくても、「息子に可愛いレースやフリルのついた服を着せて可愛がる」「娘に男の子のような格好をさせて、元気に遊ばせる」といったように、非言語的なメッセージによっても刷り込まれます。
ですが、ビリーフは自分で取り込んだものですから、いつからでも変更が可能です。
不要なビリーフを書き換えたり最適化することで、生きづらさを解消して幸せな日々を過ごしていきましょうね。
ビリーフチェンジ後の可能性
このビリーフを解消していくと次のような効果が期待できます。
- 性について特に意識をしなくなる
- 自分の中の違和感が解消される
- 男性(女性)らしさにこだわりがなくなる
不要なビリーフを書き換えて、可能性を開いていきましょうね。
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