24のリミッティング・ビリーフ≪成長に関するもの≫⑤自由に行動してはいけない(自分の人生を生きてはいけない)

今日は代表的な24のリミッティング・ビリーフの中から自由に行動してはいけない(自分の人生を生きてはいけない)というビリーフを見ていきましょう。

目次

自由に行動してはいけない(自分の人生を生きてはいけない)

このビリーフを強く持っていると

・やりたいことがみつからない
・考えるばかりで行動しない
・心配性で優柔不断
・やる前から「自分にはできない」と思ってしまう


などのお悩みにつながることがあります。

このビリーフを持っていると、「自分がすることの中に正しいことや安全なものは何一つない」と感じて、不安やおそれがあるために、やりたいことをなかなか行動に移せません
自分一人ではどうしたらよいかわからず、いつも指示してくれる人や常に確認できる人を見つけようとする傾向があります。
自分を信じることができないために、些細なことでも決断を下す際に非常に苦労をすることがあります。
また、反抗的に現れた場合には、不安を抑圧してどんどん行動する人もいます。

刷り込みの場面

以下のような場面やケースで、このビリーフが刷り込まれることがあります。

  • 心配性で過保護、過干渉の親に育てられたために、「自分がすることで正しいことや安全なことは何一つない」「もう自分で考えるのは面倒だからやめておこう」と思い込み、いつも何か指示してくれる人をみつけるようになった。
  • 「ああしろ、こうしろ」と指示的で支配的な親に育てられたために自立性を失い、「私が行動すると間違う」「私は行動してはいけない」と思うようになった
  • 親が心配性で恐怖心が強く、行動しない人だった
  • 「一度失敗すると取り返しがつかないよ」と言われて育てられた
  • 失敗すると責められた
  • 上手くできても褒められなかった
  • いじめや虐待を受けたことがある

いかがでしょうか?このビリーフは、子どもなら誰でもやっている遊びや活動をやらせない心配性で恐怖心の強い親によって刷り込まれます。
「まだ小さいから」「子どもには危ないから」という理由は、一見すると子どものためを思っているようですが、実は親自身が持つ不安や罪悪感を、自分の子供に押し付けているだけだったりします。
(「私は自分が失敗するのが怖い。だからお前も失敗を怖がりなさい」)

ですが、ビリーフは自分で取り込んだものですから、いつからでも変更が可能です。
不要なビリーフを書き換えたり最適化することで、生きづらさを解消して幸せな日々を過ごしていきましょうね。

ビリーフチェンジ後の可能性

このビリーフを解消していくと次のような効果が期待できます。

  • 自分の考えで行動できるようになり自分に自信がつく
  • やりたいことにチャレンジできるようになる
  • 計画したことを先送りせず実行に移せる
  • やる前から自信がなく出来ないとは思わない
  • 決めるまでも決めてからも悩むということが少なくなる
  • いちいち人の許可を求めなくても自分で決められる

不要なビリーフを書き換えて、可能性を開いていきましょうね。



体験セッションのお申し込みはこちらから

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次