24のリミッティング・ビリーフ≪人間関係に関するもの≫③集団に属してはいけない
今日は代表的な24のリミッティング・ビリーフの中から集団に属してはいけないというビリーフを見ていきましょう。
集団に属してはいけない
このビリーフを強く持っていると
・グループや集団の中に溶け込めない
・団体行動が苦手
・職場で長続きしない
などのお悩みにつながることがあります。
このビリーフを持っていると、集団の中で孤立感や疎外感を感じやすくなります。
それが事実かどうかよりも本人がそういう感覚を持ってしまうために、「自分だけ浮いている」というような感覚を持ったりします。
また、集団の中にいて居心地が悪いので、組織やグループに対して不平や不満を持ちやすく、転職を繰り返してしまう人、ビリーフに反抗してあまり興味のないグループに加わろうとする人もいます。
刷り込みの場面
以下のような場面やケースで、このビリーフが刷り込まれることがあります。
- 子どもの頃に、家族と離れて育った
- 子どもの頃に、家族がバラバラだった
- 子どもの頃に海外や良い家柄、または貧乏な家庭に育ったために「自分は他のみんなとは違う」と感じながら育った
- 学校でいじめや仲間外れを経験した
- 親が人の仲間や組織、団体などに加わらない人だった
- 親から「団体に入るな」「集団に関わるとロクなことがない」と言われて育った
いかがでしょうか?幼少の頃にまとまりがなく、ばらばらな家族の中で育ったり、親が不在だったり病気がちだったりしたために、家族の中で集団に所属する感覚を獲得し損ねたことが原因で、集団に属してはいけないが刷り込まれることがあります。
また、帰国子女や特別に良い家柄、特別に貧乏な家庭で育ったために、小学校や中学校の集団の中で「自分は他のみんなと違う」と感じて、このビリーフが刷り込まれることも多くあります。
他にも、グループや組織に加わることや、団体活動が出来ない親の姿をお手本にして、刷り込まれることもあります。
ですが、ビリーフは自分で取り込んだものですから、いつからでも変更が可能です。
不要なビリーフを書き換えたり最適化することで、生きづらさを解消して幸せな日々を過ごしていきましょうね。
ビリーフチェンジ後の可能性
このビリーフを解消していくと次のような効果が期待できます。
- 集団や組織の中で疎外感を感じることがなく、チームでの一体感を感じることができる
- 居場所を感じられるため、安心感のもと安定して物事に取り組める
- 人と協力関係を築くことができる
- 他者との関係性の中で可能性を開いて生きていける
不要なビリーフを書き換えて、可能性を開いていきましょうね。
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