24の禁止型のリミッティング・ビリーフ
それでは今日は私たちの反応のパターンを作るルールブックの元になる、代表的な24の禁止型のリミッティング・ビリーフをご紹介していきましょう。
24のリミッティング・ビリーフ
1.自己重要感に関するもの
2.人間関係に関するもの
3.成長に関するもの
- 子供であってはいけない
- 成長してはいけない
- セクシーになってはいけない
- 考えてはいけない,自分が考えたいように考えてはいけない,特定のことについて考えてはいけない
- 自由に行動してはいけない,自分の人生を生きてはいけない
- 親から離れてはいけない
4.精神・身体に関するもの
- 健康であってはけない
- 正気であってはいけない
- 感じてはいけない,自分が感じたいように感じてはいけない
(特定の感覚、感情を感じてはいけない) - 楽しんではいけない,幸せを感じてはいけない
- くつろいではいけない
5.生存に関するもの
いかがでしょうか?
これらが代表的な禁止型のリミッティング・ビリーフです。
これらが潜在意識に潜んでその人の反応のパターンを作ると同時に、それを強化するように働くわけです。
強化行動の例
例えば、上司が「大丈夫?」と声をかけたとしましょう。
「自分には価値がある」と信じている人は、
~気にかけてくれているんだ~と受け取って、嬉しい気持ちになりやる気が出て、これまで以上に頑張ることで、「自分には価値がある」ということを証明していくでしょう。
ですが逆に「自分には価値がない」というビリーフを持つ人であれば、
~信用されていない~と受け取って、悲しい気持ちになりやる気が無くなって頑張れず、「やっぱり自分には価値がない」という風に証明しようとしてしまうのです。
これは意識をしようとしても無理な話です。
普段意識できている顕在意識の領域が全体の1~3%であるのに対して、潜在意識の領域は95%~99%と言われるため、意志の力ではどうしたって叶うわけがないからなんですね。
それはアリが象と綱引きをしているようなものだからです。
リミッティング・ビリーフは変更可能であり伸びしろ
このようにリミッティング・ビリーフというのは物事を客観的にみることを妨げるサングラスのようなものであり、私たちの行動を規定するルールのようなものです。
ですが、このビリーフは変更することが可能です。
子どもの時というのは力がなく、親に従うしかなかったかもしれませんが、大人になった今ではルールは自分で選んでいけるのです。
このビリーフを書き換えることで制限が外れるため、そこには伸びしろが現れます。
本来私たちには無限の可能性が秘められているんですよね。
リミッティング・ビリーフを最適化し、ご一緒に幸せな人生を歩いていきましょうね。
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